「自己肯定感」という言葉を最近よく耳にしますが、みなさんどうでしょうか?
自己肯定感は高いですか?低いですか?
そもそも日本人の自己肯定感は世界と比べて圧倒的に低いらしいです。
謙遜の文化がそうさせているのかもしれませんね。
いえいえ、私はまだまだです。
そんなそんな、恐れ多いです。
とんでもないです。
全然すごくないです。
もっと頑張ります。
たと褒められて嬉しくても、素直にうわ!嬉しい!ありがとう!って答えるのって、なんだか遠慮してできませんね。
話は変わって、私は自分に自信がなく、周りの目を気にして萎縮してしまうタイプです。
そんな自分が母になり、子供を育てるときにとても不安でした。
この子も自分のようにビクビクして生きるんじゃないか。遺伝したらかわいそうだなぁ・・・
自己肯定感が高い子に育てるには、まず自分が変わらなきゃ!と色んな本を読みましたが、そう簡単には変わりません。
同じように自己肯定感の低さに悩むママって多いんじゃないかなと思っています。
自己肯定感を高くしようと頑張るのはいいことですが、
そもそも変わる必要はあるのでしょうか。それこそ自分を認めてあげられていないことになる!?余計にママが苦しむんじゃ?
そこで【ママの自己肯定感が低いと子供に影響する】という言葉に苦しめられない方法を私の体験を元にお話したいと思います。
【ママの自己肯定感が低いと子供に影響する】という言葉に苦しめられない方法

いい母親ぶることをやめる
私が変わらなきゃ!と力を入れることをやめました。
子供たちと一緒に成長しようと考え方を変えたんです。すると、声掛けの内容も変わってきました。
「え!すごい!なんでそう思ったの?ママに教えて!」
「ママこれができなかったんだけど、どうしたらいいと思う?」
子供はえっへん!と得意そう。「ママそんなんもできないの!?うわはははは~~!」と笑われています。
無理にいい母親になろうとするのはやめました。
大丈夫、子供たちは成長する
そんな母親の元で育ったからでしょうか。
子供たちは保育所や学校で、困っている子にはすぐ手を差し伸べたり、声を掛けてあげる子に成長していました。
そして、ママを助けてあげなきゃという気持ちが強い(泣)
子供は親を見て、いろんなことを感じながら勝手に成長していくんだなと思いました。
愛情をもって、自分に素直に生きていればそれでいいのかな~と気楽に考えられるようになりました。
自己肯定感とは

↓こちらの「一般社団法人 日本セルフエスティーム普及協会 様」のHPがとても分かりやすくてぜひおすすめです♪
自己肯定感とは自己価値に関する感覚であり、自分が自分についてどう考え、どう感じているかによって決まる感覚です。
そのままの自分を認め受け入れ、自分を尊重し、自己価値を感じて自らの全存在を肯定する「自己肯定感」の感覚は、何ができるか、何を持っているか、人と比べて優れているかどうかで自分を評価するのではなく、そのままの自分を認める感覚であり、「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在」だと思える心の状態が土台となります。
(引用:一般社団法人 日本セルフエスティーム普及協会 https://www.self-esteem.or.jp/selfesteem/)
ママの自己肯定感が低いと子供に影響するの?

たくさんの本や記事で「母親の自己肯定感が低いと、その子供の自己肯定感も低くなる可能性が高い」と言われていますので、きっと影響するんでしょうね・・・
毎日密に接するママの考え方やママから発せられる言葉が影響しない訳がないよな・・・と私も思います。
でも私は工夫すれば、避けることができると思っています。
ママが根本から変わらなきゃいけないという事ではなく、ちょっとした声掛けや子供との接し方が大切になってくるのではないでしょうか。
自己肯定感診断をやってみた

ネット検索すると、数分でできるものがあったので試してみました。
ココオル というサイトで簡単に診断できますので、ぜひやってみてください♪
自己肯定感診断の内容
就職前に受けるSPI?みたいな問題でした。
3分もかからないくらいの量です。
シチュエーションは設けていなくて、ざっくりとした判断基準を計られている感じで、「はい・いいえ・どちらでもない」の3択です。
ネットで検索したら、出てきますよ!
診断結果と学び
なんと診断の結果私の自己肯定感は「高い方」とのことでした。
え、そうなん?
間違いじゃなくて?と診断のチェックを確認しましたが合っている。
へぇ、私自己肯定感って高かったんじゃなくて、高くなったんだ。
そうなんです。
私は診断中、いくつかの質問に対して「あ、今はこう考えてるわ、昔は違ったなー」とぼんやり思っていたのです。
考え方が変わると、自己肯定感も変わる。
考え方を変えるのは環境なので、私の場合は結婚→出産→子育て という環境の変化のおかげで今「自覚がない自己肯定感高いタイプ」になったんだと思いました。
考えられる理由
出産、子育てによって、自分に自信が持てるようになってきたのかなと思います。
これは、単に「子供を育てている」という絶対的な自信です。
もちろんいろんな葛藤は常にありますが、人ひとりを育てるって並大抵なことじゃありませんよね。
子供のおかげで、自分が成長させてもらっているんだと思いました。
「ママを育ててくれてありがとう。」
まとめ
自己肯定感が低い私に育てられる子供はどんな子に育つんだろうって不安な時がありました。
将来この子がつまずいた時、親である私が自分を責めてしまうんじゃないか。
私の悪いところをこの子は引き継いでしまっているんじゃないか。(多分、いや絶対そうなんですけど、、、)
そんなことを思っていました。
でもね、今だから言えます。
それでいいんです。
子供に対してそんな心配をするって、私から生まれてきたこの子にとっても失礼!
この子はこの子なりに色んなことを考えて乗り越えて生きている。
それを褒めてあげなきゃ!
そんな風に思えるようになりました。
3人育ててたら、目も手も届かないもうキャパオーバーで自分にはお手上げ!状態がしょっちゅう訪れます。
私にはそれが良かったのかもしれません。
自分の考えをこの環境が変えてくれたからです。
子育てが終わられたお母様から聞いたお話がとても感慨深かったのでご紹介します。
私が自分の子育てについて不安になっていた時です。
何が正解か分からないうちに、終わっちゃった!
家族で泣いて笑ってドタバタ暮らせばそれでいいと思うよ。
育て方よりその子の元々の性格だなと感じます。
なんだか、、、刺さりませんか?
経験してきた方の言葉ってすごい。
対処法として、親を許してあげるとか、今の自分を認めてあげるという事を聞きましたが、私には合いませんでした。
頭を騙しきれなかったというか、かなりの訓練が必要だと思いました。
それよりも、今目の前にいる子供をしっかり見つめて一緒に生きていけば、自然に自己肯定感は高まるのではないかなと私は思います。
子育てをしていると、自分に自信を無くすことがしょっちゅうあります。
その繰り返しでも子供は育っているし、自分をいつも必要としてくれます。
育児は育自と言いますが、本当ですね!
自己肯定感、子供たちに高めてもらいましょう♪
無理せず少しずつ~